線状降水帯による大雨 福岡で土砂崩れや冠水など被害相次ぐ・
福岡|
08/11 09:24

福岡県などでは9日夜から線状降水帯の発生が相次ぎ、宗像市で住宅街にあるのり面が崩れた他、県内各地で冠水などの被害が相次いでいます。
被害が相次いだ宗像市では、市内を流れる樽見川で護岸の一部が崩れ、近くの住宅で床下浸水などの被害が出ました。
さらに、近くの道路で10日午後3時半すぎに撮影された映像には…。「いつも通っている道だが、見たことない形になっていて近づいたら割れていた」撮影者によりますと、片側1車線の車道の一部にひびが入り、車は減速して、譲り合いながら通行していたと言います。
また、10日は、宗像市日の里でのり面の崖が崩れる被害もあり、近くに住む2世帯が避難しました。宗像市だけではありません。
10日夜、KBCの取材班が博多駅へ向かう途中にも道路が冠水していた他、北九州市や直方市、行橋市などでも冠水するなど、県内各地で被害が相次ぎました。
福岡県では、降り始めからの降水量が400ミリを超えている所があり、宗像や福岡市小呂島では24時間降水量が観測史上1位となりました。