「お盆玉」あげる?もらった?何に使う? 徹底的に調べてみました
福岡|
08/14 17:17
お盆の時期、帰省してきたお子さんやお孫さんに会っている人も多いのではないでしょうか。ところでお盆のお小遣い、「お盆玉」。渡しました?
70代男性「孫は別格。子どもよりかわいいね別格だよね。ついついあげちゃう」
お盆の帰省を出迎えるおじいちゃん、おばあちゃん。
かわいい孫についつい渡してしまう「お小遣い」。こうしたお盆の時期に渡すお小遣いのこと、お正月のお年玉に対し「お盆玉」とも呼ばれています。
母「お盆玉?」子「お盆玉?お盆玉ってあるの?」
千葉から祖母に会いにきた家族「お盆玉は特に…会いに行ったときにもらったりはしますけど。お盆玉としてもらったことはない」父「小遣いはもらっちゃってるよね」
「お盆玉」は今から15年前、山梨県の文具会社が「おぼんだま」のポチ袋を売り出し、徐々に認知度を高めつつあります。
こちらは埼玉から帰省中のご家族。「お盆玉」をさっそくもらったそう。
母「貰ったね」子「5000円」母「両家からちょっとずつ貰って、ゲームセンター行ったり、本買ったりね」子「頭を使うもの。ブロックとか組み立てるのが好き」
このあと、「お盆玉」で買い物をしたかなた君。ボードゲームなど兄弟で遊べるおもちゃをたくさん買ったそうです。
一方、こちらは広島に帰省後、福岡にやってきたご家族。
「お盆玉…親戚のところに行ったらちょっとお小遣いみたいにもらう。でも年齢も年齢なんですけど。ちょっとしたお小遣いで『遊んでおいで』って。本当数千円ですけど。3000円とか。今からすぐタクシー代に消えると思います」
中には、こんな風習の地域も。
長崎に帰省予定の親子「長崎では花火を盛大にされるそうでお墓で。『花火代』っていってお年玉みたいに、子どもが、1000円から5000円くらい包んでおじいちゃんおばあちゃんから頂けるっていう風習が」
長崎では、古くからお墓で花火や爆竹を鳴らし、楽しくにぎやかに先祖を迎える風習があるんだそう。
Qいつも花火代もらってるの?子「はい」母「でもいま猛暑なんでお金だけ頂いて実際は花火しない」(笑)
唐津から福岡の祖父母に会いにきた親子「最近こういうパズル系やってなかったからやりたかったなあって」
だいすきなポケモンのおもちゃやぬいぐるみを買ってもらった子どもたち。
唐津からやってきたかわいい孫たちにおばあちゃんは…
祖母「もうお財布が緩んでしまって」母「ありがたい」祖母「帰ったあとはお茶漬けでご飯食べてる」祖母「お盆玉はもうぬいぐるみ買ってあげたからチャラです」母「お盆玉ってあるの?」祖母「そうそう。いまね、お年玉ならぬお盆玉があるのよ。そのうち「クリ玉」もあるよ。だからね、おじいちゃんおばあちゃんは大変ですよ」