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高校生が料理で対戦 うまいもん甲子園九州大会

福岡

08/22 18:28

夏の甲子園もいよいよ23日決勝を迎えます。

そんな中、室内で行われる甲子園、「うまいもん甲子園」の九州大会に、さきほど高校生たちが挑みました。

「よろしくお願いします」

佐賀市で行われた「ご当地!絶品うまいもん甲子園」甲子園は甲子園でも、そのユニフォームは、エプロンやコックコート、さらには割烹着と様々。

ここ「九州エリア」の選抜大会には、5つの県から8チームが出場。

全国大会への出場権「2枠」を賭けて戦います。

高校生たちは、地元食材を活かしたオリジナルメニューを考案。1チーム30分以内で調理していきます。

「お湯が沸かないから…」福岡県の「福岡魁誠高校」は、早速トラブル発生。調理を始められず、不安そうな表情です。

一方、こちらは、ぎゅっと取材班が注目した高校。鹿児島県の「神村学園高等部」です。

作っているのは、「ピタパン」を使った料理ですが、こだわりポイントは「酒粕」。

地元・鹿児島の酒造会社から“廃棄になる酒粕”をもらい、小麦粉やバターなどで作る「特製ソース」に加えました。

そのお味は…。

審査員のホテル日航福岡米倉和成宴会料理長は「生地の方にも食べた瞬間、酒粕の香りがしていて、マッチしていてすごくおいしかった」と好評価です。審査員もペロリと完食する一品となりました。

トラブルスタートとなった「福岡魁誠高校」。無事にお湯が沸き、調理開始です。

作っているのは、八女茶を練り込んだ特製麺と八女茶を加えた出汁を合わせて食べる「つけ麺」。落ち着いて、完成させることができました。

生徒たちは「不安じゃない?八女茶の良さが伝わったらいいなと思います」と話していました。

審査員の九州シジシー杉村哲社長は「お茶の旨味と動物性の鶏の出汁なので、相乗効果みたいなの、地元愛を感じます」と評価しました。

いよいよ結果発表です。

地元の酒粕を使ったピタパンが高く評価され、神村学園高等部が全国への切符を掴みました。

そして、残す1枠は…。

トラブルを乗り越え、「福岡魁誠高校」が勝ち抜きました。

福岡魁誠高校の生徒たちは「夏休み前から夏休みの間もずっと練習してきたので、こうやって成果が出て、とてもうれしい」と話していました。

神村学園高等部の生徒たちは「3年前に先輩が日本2位を獲っているので、ぼくたちは全国1位を獲れるようにたくさん練習していく」と意気込みを語りました。

8月22日(金)のニュース