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今月上旬の大雨による福岡県内の農林水産業の被害額がおよそ２９億円に上っているとして、県は、被災した農林漁業者へ国の対策を待たずに独自で復旧支援を行うことを発表しました。

今月９日からの大雨で、福岡県内３７市町村では農地などで冠水被害などが起こり山林や漁港などにも被害が出て、その被害総額は２９億円程となっています。

県では種や苗などの資材購入や、ハウスやトラクタなど機械の復旧に必要な予算として、およそ１億６０００万円を見込んでいて、９月補正予算で対応するということです。

県では、一日も早い復旧、復興を進めるとしています。