「豚熱」2例目の感染確認 27日からワクチン散布へ
福岡|
08/26 21:17

福岡県久留米市で25日、野生のイノシシの死骸から県内で2例目となる「豚熱」の感染が確認されました。
福岡県によりますと久留米市藤山町の山の中で25日午後、死んだ野生のイノシシが見つかり、その後の保健所のPCR検査で豚熱の陽性が確認されました。
見つかったのは今月19日、44年ぶりに豚熱の感染が確認された一例目イノシシの死骸からおよそ600メートル離れた地点で、感染確認は今年2例目です。
福岡県は感染拡大を防ぐため、1例目の地点から半径10キロ圏内の久留米市・広川町・八女市の3市町で、27日からワクチンを注入したビスケット状の餌を1600個散布する予定です。
県は野生のイノシシは警戒心が強いことから、散布する地域に不必要に立ち入らない事やワクチンの持ち出しは避けるよう注意を呼び掛けています。