福岡・佐賀のニュース

北九州市戸畑区の保育施設で２５日、４歳の男の子が毒グモ・セアカゴケグモにかまれていたことがわかりました。

北九州市によりますと、２５日午前、戸畑区にある保育施設の園庭で、セアカゴケグモのメス１匹を園児が見つけ、虫かごに入れて下駄箱の上に置いていました。

その後、保護者と一緒に来園した４歳の男の子が虫かごに手を入れ、右手中指の先をかまれました。

男の子は軽い痛みを訴えましたが、２６日、痛みは治まり、現在、症状は出ていないということです。

保健所の職員が発見場所周辺を調査して、セアカゴケグモのメス１匹と幼体２匹を発見し、直ちに駆除を行いました。

市ではセアカゴケグモに咬まれた場合は、咬まれた部分を温水やせっけん水で洗い流し、できるだけ早く医療機関を受診するよう呼び掛けています。