豚熱「経口ワクチン」散布始まる
福岡|
08/27 19:18
今月19日、久留米市で野生のイノシシの死骸から豚熱の感染が確認されたことを受けて、27日から経口ワクチンの散布が始まりました。
久留米市総合庁舎には自治体の職員や猟友会・民間業者などから28人が集まり、散布場所や、注意事項などが説明されました。
散布するのはワクチンを注入したビスケット状の餌1600個で、野生イノシシの生息状況や地形などをもとに27日から3日間をかけ、1例目の発生地点から半径10キロ圏内に配置します。
福岡県では今月19日、久留米市で見つかった野生のイノシシの死骸から44年ぶりとなる豚熱の感染が確認され26日に2例目も確認されました。
県は野生のイノシシは警戒心が強いことから、散布地域には不用意に立ち入らないよう注意を呼び掛けています。