“収賄”の元直方市職員に執行猶予付き懲役1年6カ月判決 福岡地裁
福岡|
08/28 12:09
直方市が発注した工事を巡り、賄賂を受け取った罪に問われた元市職員の男に福岡地裁は28日、執行猶予が付いた懲役1年6カ月の判決を言い渡しました。
判決によりますと、森健悟被告(43)は、直方市の建築管理課主査だった2020年以降、市の建物の設備修繕工事の請負先を選ぶ際、業者から電動工具など、約25万8000円相当の賄賂を受け取ったとして収賄の罪に問われていました。
初公判で森被告は起訴内容を認めています。
28日の判決公判で、福岡地裁の森喜史裁判長は、「公務員の職務に対する信頼を著しく害し悪質」としつつも、「懲戒免職になるなど一定の社会的制裁を受けている」などとして、懲役1年6カ月・執行猶予3年の判決を言い渡しました。