飲酒運転事故の被害と向き合う家族ら4人が対談
福岡|
08/28 15:08
飲酒運転撲滅をテーマにその被害と向き合う4人の対談が福岡市で行われました。
登壇したのは2006年に起きた海の中道大橋の飲酒運転事故で幼い3人のきょうだいを亡くした母親の大上かおりさん。
粕屋町の飲酒運転事故で高校生の息子を亡くした山本美也子さんなど4人です。
対談の中で大上さんは「自分たちの力で自分たちの声を上げることで守っていけることって変えていけることってないのかなというところを私はこれから訴えていきたい」と話しました。
大上さんたちは自身の経験を踏まえた飲酒運転撲滅への思いを語ったほか啓発のメッセージを書いた旗を持ち走行する車に掲げる「旗の波運動」を行いました。
去年、福岡県内での飲酒運転による事故は6年ぶりに増加に転じていて撲滅へは道半ばとなっています。