福岡市「黙認し怠慢だった」 福岡市漁協が無許可でプレジャー船有料係留 桟橋も
福岡|
08/28 16:50
福岡市は黙認し怠慢だったと認めています。福岡市漁業協同組合が市の許可なくプレジャーボートなどに係留場所を貸していたうえ、桟橋も無許可で設置していた事が分かりました。
福岡市によりますと市が所有し管理する8つの漁港のうち、博多漁港など6つで福岡市漁協の支所が市に無許可でプレジャーボートなどに有料で係留場所を貸していました。
条例で浜崎今津漁港を除き漁船以外の係留を禁じていますが、受け取っていた利用料は6漁港で、年間数千万円にも上るとみられています。
さらに…
「こちらの扉が付いた桟橋も、無許可で設置されていたという事です。市はいつからあったかも分からないとしています」
本来、新たに桟橋などを作るにも許可が必要ですが、これまで市に申請はありませんでした。
市は存在は把握していながら、いつからあったか分からないとしています。
また、「黙認していた。怠慢だった」としていて、9月に有識者会議を開き対応策を検討する方針です。