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福岡県管理の3漁港でもプレジャーボート不法係留を確認 福岡市の事案受け調査し発覚

福岡

09/01 18:57

福岡市だけでなく、福岡県が管理する漁港でも不法にプレジャーボートが係留されていました。

県によりますと、県管理の6つの漁港のうち、豊前市の宇島漁港で22隻、柳川市の沖端漁港と宗像市の大島漁港でそれぞれ2隻、プレジャーボートが無断で係留されていたということです。

県の条例ではプレジャーボートの係留そのものは禁じていませんが、知事への届け出や使用料の支払いを求めています。

県は、福岡市が管理する6漁港で、福岡市漁協の支所が市の許可を受けることなくプレジャーボートを有料で係留させていた問題の発覚を受け、先月27日に調査したということです。

県管理の漁港では電気代などの費用の徴収はあったものの、使用料として漁協が現金を受け取っていた実態はありませんでした。

今後、利用者に、届け出や使用料の納入を求め、対策会議を設けて管理体制を見直す方針です。

「そもそも料金自体を取ってもいけないし、留めさせてもいけないというのが福岡の決まりであります」

福岡市の高島市長は1日の定例会見で、市が管理する漁港でのプレジャーボートへの無許可・有料係留問題に触れました。

高島市長は長年にわたり黙認されていたことを認めた上で、不法係留のボートを追い出したとしても、別の場所への不法係留につながる可能性があるとしました。

また、料金が漁協支所に徴収されていた問題を含め、市の担当部局に対し、年内には対応策をまとめるよう指示したと明らかにしました。

9月1日(月)のニュース