「豚熱」感染が糸島市で初確認…福岡県内で5例目
福岡|
09/11 23:20
糸島市で見つかったイノシシの死骸から、豚熱の感染が確認されました。
福岡県内では5例目で、糸島市では初めての確認です。
福岡県によりますと、10日、糸島市二丈鹿家の道路脇の草むらでイノシシの死骸が見つかり、11日、豚熱の陽性が確認されました。
豚熱は人に感染せず、豚やイノシシがかかる伝染病です。
福岡県内ではこれまでに、久留米市で3件、うきは市で1件、豚熱の感染が確認され、糸島市では初めてです。
福岡県は、3例目となったうきは市を中心に感染の拡大を防ぐため、16日から、経口ワクチンを散布します。
ワクチンは、ビスケット状の餌に入れて散布し、野生のイノシシに食べさせます。
今後、糸島市でもワクチンを散布するとしています。