商業施設女性刺殺事件 損害賠償請求の控訴審始まる
福岡|
09/12 13:47

福岡市の商業施設で女性が刺殺された事件をめぐる損害賠償請求訴訟の控訴審が福岡高裁ではじまりました。
2020年、福岡市の商業施設で当時21歳の女性が刺殺された事件で、当時15歳の元少年は殺人などの罪で、懲役10年以上15年以下の有罪判決が確定しています。
女性の遺族は元少年の母親に監督義務違反があったなどとして、元少年と母親の双方に損害賠償を求める訴えを起こしました。
1審の福岡地裁は3月、元少年に対して5400万円の支払いを命じましたが、母親に対する監督義務違反は認めず、原告側が控訴していました。
原告側弁護士によりますと、きょう開かれた控訴審・初弁論後の進行協議で、主張や争点の整理が行われたということです。次回期日は11月20日に予定されています。