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高級ブランドルイ・ヴィトンなどが出資するアメリカの投資ファンドが大川市の家具卸大手「関家具」を買収することが分かりました。

関係者によりますと、投資ファンド「Ｌキャタルトン」は、今月末までに大川市に本社を置く関家具の株式の過半数を取得するということです。

「Ｌキャタルトン」は、国内外のアパレルや食品など消費者向けのビジネスに出資をしていて、関家具の安定した経営や国内の家具市場に成長する余地があるという見立てから、買収する方針を固めました。

取得額は数十億規模になるとみられます。

１９６８年に創業し、全国４６００を超える家具店や通販会社などに家具を卸している関家具。

今年５月期の売上高は１９６億円にも上ります。

両社は今後、ＥＣサイトの利便性の向上や直営店の拡充などを進め成長を加速させたいとしています。