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佐賀県で4年ぶりに重要病害虫ミカンコミバエ捕獲 

佐賀

09/17 18:15

かんきつ類などに寄生し腐らせる病害虫、「ミカンコミバエ」が16日、佐賀県内で確認されました。

佐賀県での捕獲は4年ぶりで、福岡県でも今年に入り2匹確認されています。

佐賀県によりますと、16日、西松浦郡有田町に設置していた調査用トラップ14基のうち1基に、ミカンコミバエのオスの成虫1匹がかかっているのが確認されました。

ミカンコミバエは体長7mmほどの小型のハエの一種です。

幼虫がかんきつ類やモモ、ビワなどの果実に寄生し、腐敗や落下させることから国は、有用な植物に重大な損害を与えるおそれがある「重要病害虫」に指定しています。

佐賀県は今後、調査用トラップの増設と寄生する可能性がある植物の果実を採取し発生・寄生状況を調査するとしてします。

また、防除対策として、確認場所から半径5km圏内に、誘引剤と殺虫剤を染みこませた板2500枚をあすから順次、設置する予定です。

一方、福岡県内では今年、福岡市と久留米市でミカンコミバエが1匹ずつ確認されていて、福岡県は生産者らに対し、「かんきつ類に異常があれば最寄りの普及指導センター等に連絡を」と呼び掛けています。

9月17日(水)のニュース