久留米市”いじめ”第三者委 5事案中1事案認定
福岡|
09/19 17:20
久留米市で当時小学4年の男子児童がいじめ被害を訴え、不登校になった問題で、19日、第三者委員会による調査結果が公表されました。
久留米市では、おととし、当時小学4年の男子児童が地域のスポーツチームで悪口を言われるなどし、不登校になったとして、市はいじめの重大事態として認定し第三者委員会による調査を進めていました。
19日、公表された「久留米市いじめ等防止対策委員会」による調査結果では、児童の保護者から訴えがあった5事案のうち、男子児童の自転車を他の児童が「ださい」と言ったことのみいじめと認定。
そのほかの事案は「証拠不十分」として認定しませんでした。
また、「不登校の原因であったとまでは言えない」としています。
児童の保護者は、「2年という長い期間を考えても納得できない結果となりました」と話しています。