九国博開館20周年特別展「法然と極楽浄土」
福岡|
10/06 11:01
九州国立博物館の開館20周年を記念した特別展・「法然と極楽浄土」展が7日から始まるのを前に内覧会が開かれました。
国宝の「阿弥陀二十五菩薩来迎図」死者の魂を迎えるため阿弥陀如来と菩薩たちが雲に乗って急峻な山を下る様子が描かれています。
平安時代末期の僧・法然が開き、去年、開宗850年を迎えた浄土宗は南無阿弥陀仏と唱えれば誰でも極楽浄土にいけるという教えで貴族から庶民に至るまで幅広く支持されてきました。
今回、国宝6件などが展示され、波乱万丈の人生を生きた法然の生き方や浄土宗の歴史などを貴重な名宝によってたどることができます。
「法然と極楽浄土」展は11月30日まで開かれています。