要介護リスク減へ 福岡市で「噛む活」スタート
福岡|
10/22 11:47
噛む力を高めて要介護リスクなどを抑えようと、福岡市でガム100万個を配布するプロジェクトがスタートします。
福岡市の高島市長は「噛む活FUKUOKAをスタートします」と会見で発表しました。
11月からスタートするこのプロジェクトは、「噛むことの効果」を広く知ってもらおうと歯科医師会やロッテと連携して実施します。
市内全域の小中学校やオフィスなどでオリジナルガム100万個を配布するほか、対象の歯科医院では専用のガムを使って咀嚼力チェックも無料で行うことができます。
福岡市によると65歳以上の市民およそ4万人を対象にしたデータでは、「なんでも噛んで食べられる人」と比べほとんど噛めない人は要介護になるリスクが1.6倍になるという調査結果も出ていて、高島市長は「噛むことから健康寿命を延ばすきっかけにしてほしい」と呼びかけました。





