福岡・佐賀のニュース

軍事政権と民主派の内戦が続くミャンマーで国民の真意を立証しようと、福岡市出身の井本勝幸さん（６０）が「模擬総選挙」を主催し、今月１６日から実施することを発表しました。

ミャンマーでは来月、軍事政権による総選挙が実施されますが、国民の真意が反映されるものではないとみられています。

長年、ミャンマーの少数民族支援や人道支援を行っている井本さんは、第三者の立場で、「模擬総選挙」を主催。

軍事政権が行う総選挙の前の今月１６日から３０日まで、国内外にいるミャンマー国民を対象に、「軍の統治と、国民と民主派勢力による統治のどちらを支持するか」などの質問に対しオンライン投票を実施します。

井本さんは模擬総選挙の結果を国民の真意を表す信頼できる証拠として、国際社会に提示したい考えです。

模擬総選挙の結果は来月初旬、発表される予定です。