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北九州市は、市立の保育所で卒園児の氏名や住所などの個人情報４９人分を記録したＵＳＢメモリを紛失したと発表しました。

紛失したのは、北九州市立折尾保育所で、ＵＳＢには、昨年度と２年前の卒園児あわせて４９人分の氏名、生年月日、保護者の住所や連絡先などが記録されていました。

北九州市によりますと先月１０日、この保育所に勤務する女性保育士が、今年度の保育のスケジュールなどを作るため、卒園児の保育要録を記録したＵＳＢを使いました。

およそ２週間後、別の女性保育士がこのＵＳＢを使おうとしたところ、保管していた事務室にないことに気づき、紛失が発覚したということです。

今のところ個人情報の流出による被害は確認されていません。

北九州市は、ＵＳＢに記録されていた保護者に対し謝罪し、今後はＵＳＢではなく保育所内の端末で管理する方針です。