福岡・佐賀のニュース

去年夏に閉館した福岡市西区の「マリノアシティ福岡」跡地に、全国展開のアウトレットが開業予定です。

２０００年にオープンしたマリノアシティ福岡は、九州初の本格的な大型アウトレットモールとして、子どもから大人まで親しまれましたが、施設の老朽化などを理由に去年閉館しました。

この跡地に何が出来るのか、注目されていましたが、三井不動産と福岡地所が５日、大型アウトレット「三井アウトレットパーク」を、早ければ２０２７年の春に開業すると発表しました。

三井不動産が国内外１８カ所で展開する商業施設で、九州には初進出です。

まだ、入居店舗は発表されていませんが、４日に開業したばかりの愛知県・岡崎店は、アウトレットゾーンだけでなく、子どもが遊べる遊具スペースもあり、大人も子どもも楽しめる場所になっています。

福岡に出来るアウトレットパークも、国内外のブランドからセレクトショップ、スポーツ、アウトドア、キッズまで、幅広いアウトレット店舗はもちろん、飲食ゾーンもできる予定で、取り壊していないマリノアシティ福岡のマリナサイド南棟など既存の建物も活用しながら、約２００店舗が集まります。

これまでマリノアシティやキャナルシティ博多などを運営してきた福岡地所は、「九州の皆様に愛される、福岡のランドマークになるような施設を目指したい」としています。