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徒歩15分に自動運転バスは?福岡市・アイランドシティで実証実験

福岡

11/10 15:20

こちらの白い箱型の乗り物は小さめなバスなんですが、運転手不在、自動操縦で走るんです。

福岡市の先進都市「アイランドシティ」で、ある課題に取り組むため実証実験が始まりました。

福岡市東区照葉のアイランドシティで、実験として9日から走るこの自動運転バスは最高時速20キロ。

約5キロを17分ほどで1日に7便運行します。

村松一史記者、体験試乗です。

「よいしょ、どきどき。初めて乗ります」「動き始めましたね」

走りを司るのは、周囲の状況や障害物を把握する高精度センサーを搭載した自動運転システムです。

赤信号が見えてくると・・・自動で止まりました。

「乗り心地も普通のバスといいますか、安定して動いているという印象で、揺れも少ないですし、動きも快適」

もちろん目の前に歩行者がいたらしっかり停止。

停留所につくと自動で扉を開いてくれました。

基本的に自動なんですが、路肩に駐車した車がいる場合などに対応するためオペレーターが同乗します。

しかしなぜアイランドシティで実証実験を?

実証実験に取り組むBRJ公共モビリティ事業部・梶原貴仁さん「病院に行きたいとか商業施設に行きたいという時に、徒歩15分くらい、ちょっと絶妙な距離があるっていうところで島内の移動がより円滑にいくのかと」

各施設への行くのに歩きだと15分ほどはかかってしまうというアイランドシティ。

特にお子さん連れや高齢者から移動に困っているという声が多く聞かれたそうです。

BRJ・梶原貴仁さんはこう、続けます。

「電動マイクロモビリティもシェアサイクルも乗れないと思うので、自動運転バスはいいんじゃないかなと思う」

BRJは利用者のアンケートや走行データなどの収集・分析を進め、実現できるかどうかなど見極めていくとしています。

11月10日(月)のニュース