アルコール依存症を克服した男性 「飲酒運転は人生終わり、失う」
福岡|
11/11 17:35
今週16日まで全国一斉の「アルコール関連問題啓発週間」です。
JR博多駅前で啓発活動が行われ、依存症や飲酒運転をなくそう、と呼びかけました。
JR博多駅前では11日、福岡県の職員や、アルコール依存症の当事者など約20人が、相談窓口などを記したチラシやティッシュを配りました。
活動に参加した断酒会のメンバーの1人、小原さんも、20年ほど前に飲酒運転をして事故を起こした過去を持ちます。
福岡県断酒連合会小原龍雄副理事長「手が震えるし、幻覚がでるし、アルコールを入れたらそれがまともに戻って、みたいな状態でした」
その後、専門病院や自助グループを頼り、いまでは酒を断つことが出来ました。
福岡県断酒連合会小原龍雄副理事長
「飲酒運転したら、相手もなんですけど自分も人生終わりです。失います。数十年経つんですけどやっと今頃、普通の生活に戻れるようになりました」
福岡県健康増進課・山口智子係長
「アルコール依存症は酒を飲む人誰でもなる可能性がある。やめたくてもやめられないというコントロールができなくなる脳の病気。ためらわずにぜひ相談してほしい」
県は、心当たりがある人やその家族にも、精神保健福祉センターなどへの相談を呼びかけています。





