福岡市ボート不法係留…有識者会議で改善策など集約
福岡|
11/20 17:48
福岡市が管理する漁港で、プレジャーボートが不法に係留されていた問題です。
3回目となった20日の有識者会議で、今後の改善策などの意見がまとまりました。
20日に開かれた3回目の有識者会議では、最終的な意見の取りまとめが行われました。
これまでの会議で、不法に係留されていたボートの数や漁協が徴収していた費用の収支についての報告などを踏まえ、原因の検証や再発防止策などを議論されてきました。
20日の会議では、市として唯一係留が可能な「浜崎今津漁港」以外の漁港でも、漁業活動に支障がない範囲で、今後、ボートを受け入れられるよう条例を整理することや適切な利用料の設定と管理を検討することなどの意見がまとめられました。
市は今後、こうした意見を基に、検討を進めていきます。
一方、漁港の業務に関わっていた市の管理職などに聞き取り調査をしたところ、ボートの係留を知っていたおよそ9割が、条例違反と認識していて、再発防止策を速やかに検討することも求めています。





