小型機墜落で事故調査官が現場入へ「原形をとどめず」
福岡|
11/20 17:48
福岡県八女市で18日、小型航空機が墜落した事故です。
国の運輸安全委員会の調査官が20日、墜落現場に調査に入りました。
警察などによりますと、18日午前10時半ごろ、福岡県八女市星野村の山の中に小型航空機が墜落し、大破した機体と性別不明の3人の遺体が見つかりました。
3人の遺体は19日に収容されています。
小型航空機は、離陸しておよそ20分後に、救難信号を発信していたということです。
国の運輸安全委員会は航空事故調査官を派遣し、事故原因の解明に向けて20日、墜落現場で調査を始めました。
およそ5時間をかけて、ドローンで撮影などをしたということです。
運輸安全委員会の日下順詞主管航空事故調査官は「機体の残骸は、おおむね約50メートル四方に散乱しておりまして、その散乱した個々の部品につきましては、ほとんどが焼損しており、原形をとどめていない状態にございます」「現時点で有用な情報は発見できておりません」と話していました。
事故原因の究明に向けて、国の運輸安全委員会の調査は、21日も引き続き行われる予定です。





