佐賀県警DNA型鑑定不正問題受け弁護士会研修 「許せば繰り返される」
佐賀|
11/28 23:30

佐賀県警によるDNA型鑑定不正問題を受け、県弁護士会は鑑定での不正は何が問題なのか、考える研修会を開きました。
研修会の冒頭、佐賀県弁護士会・出口会長は、「佐賀県警の不正問題を内部調査を信頼して終わらせるということはしてはならない。DNA鑑定について改めて学ぶ機会があれば」と、述べました。
弁護士向けの研修会では、くり袴田事件での弁護士や、再審の決め手となるDNA型鑑定を行った法医学の専門家が講演しました。
鑑定の証拠としての位置づけ、不正を行うことの問題点や防止案などを説明したうえで、「不正を許す環境があれば繰り返される。第三者が検証する体制が無ければいけない」と指摘しました。





