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宇宙飛行士の若田光一さんが、宇宙の最新情報や宇宙飛行士の仕事を語る講演会が３０日、福岡市科学館（福岡市中央区六本松）で開かれました。

「宇宙の仕事でとても大切なのは、やはりみんなが力を合わせて一つの目的に向かって、仕事をする能力」と話す若田光一さん（６２）は、九州大学・大学院出身の宇宙飛行士です。

３０日は名誉館長を務める福岡市科学館で「宇宙最前線！」と題して、最新の探査計画や宇宙飛行士に必要な能力などを解説しました。

質問タイムでは、「宇宙ではぐっすり眠れますか？」という問いに対し、「無重力で漂いながら睡眠をとるというのは最も快適な睡眠環境だと思うので、そういう点では、ぐっすり眠れると思います」と答えていました。

「自分が実際に宇宙に行って、どんな感じなのかも知りたいです」という参加者もいる中、若田さんも、宇宙をめざす仲間の登場を待ち望んでいるということです。