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佐賀県有田町の松尾佳昭町長が２日、出張先で接客の女性にセクハラをした問題の責任を取り、辞職する意向を明らかにしました。

有田町の松尾町長は２日午後５時から記者会見を開き「責任の取り方として辞職するという道を覚悟しております」と述べ、辞意を表明しました。

そして、企業誘致のため出張した名古屋市での宴会でひどく酒に酔い、接客した女性の体を触るなどのセクハラ行為をしたことを認めたうえで、「非常に情けないが記憶がない」と繰り返し釈明しました。

辞職の時期については議会と調整し、在任期間中は断酒をするということです。

また、出直し町長選への立候補は「今のところ考えていない」としています。

町議会では２日午前、「町長としての責任を強く問う」として、問責決議案が全会一致で可決されていました。