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福岡市東区の団地で４日、夫婦が住む部屋が焼ける火事があり、焼け跡から男性の遺体が見つかりました。

警察と消防によりますと、４日午前１１時ごろ、福岡市東区奈多団地で「煙が出ている」と団地の住人から１１９番通報がありました。

この火事で、５階建て団地の３階の１室が焼け、火は約２時間半後に消し止められましたが、焼け跡から男性１人の遺体が見つかりました。

この部屋には、無職の倉智紀彦さん（８５）が６０代の妻と２人で暮らしていて、これまでのところ倉智さんと連絡が取れていないということです。

妻は出火当時、外出中でした。

警察は、今後、遺体を司法解剖して死因や身元の確認を進めるとともに、現場を実況見分して出火原因などを調べる方針です。