約2000本の針に感謝 専門学校で「針供養」
福岡|
12/05 12:14
使えなくなった針に感謝し、裁縫の上達を願う「針供養」が、福岡市の服飾専門学校で行われました。
豆腐に刺さっているのは学生たちの使い古した針です。
「針供養」は、江戸時代から続く行事で、折れた針などを豆腐に刺して供養し、裁縫の上達を願います。
福岡市中央区の香蘭ファッションデザイン専門学校では、開校以来、毎年「針供養」を実施していて、5日、240人の学生が感謝の気持ちを込めておよそ2000本の針を納めました。
参加した学生は「今年1年、特に作品作りが多かったので針の消耗を感じた1年でしたので、お疲れ様という気持ちをこめて豆腐に針を刺しました」と話していました。
供養された針は米や塩と一緒に学校の中庭に埋められました。





