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ＳＮＳを通じて抱いた恋愛感情を悪用され、福岡市の５８歳の女性がおよそ２８００万円分の暗号資産をだまし取られるいわゆる「ＳＮＳ型ロマンス詐欺」事件が発生しました。

警察によりますと福岡市城南区に住む５８歳の会社員の女性は７月、「４６歳の財務会計の顧問」を名乗る男とＳＮＳを通じて知り合いました。

女性はメッセージや電話のやり取りを続ける中で恋愛感情を抱くようになり、男から「もっと深く繋がっていける関係を作りたい」「私の奥さんになってほしい」などと連絡が来たということです。

その後この男から「２人の未来のためのお金として金の取引をしないか」などと言われ指示されるまま「投資」を名目におよそ２８００万円分の暗号資産を購入し送金しました。

女性は友人に詐欺を指摘され騙されたことに気付いたということです。

警察は詐欺の疑いで捜査し、ＳＮＳやインターネット上の投資話に注意するよう呼び掛けています。