福岡市学校給食にブリ使った「特別メニュー」 有名店料理人が監修
福岡|
12/12 18:07
子どもたちにとって、学校給食は楽しみの一つですよね。
地元食材の魅力を知ってもらおうと、福岡市の中学校で、水揚げが多いブリを使った特別メニューが提供されました。
こちらがそのスペシャルメニュー「ブリのカラフルあんかけ」です。
福岡市では地元産の食材に対する愛着を深めてもらおうと、昨年度から、学校給食で特産品などを使った「特別メニュー」を取り入れています。
12日の「カラフルあんかけ」は、福岡市内の有名飲食店の料理人らが監修し、市の長浜鮮魚市場で水揚げされたブリが使われています。
生徒たち
「とてもカラフルで、見た目もとても美味しく見えます」
「ちょうどいい大きさで食べやすいです」
「ごはんにめっちゃ合います」
「めっちゃ美味しいんで、週5で出してほしい」
「魚は普段あまり好きじゃないんですけど今回おいしかったです」
12日は給食に先立ち、考案した料理人らによる講話も行われました。
「皆さんが給食の献立を考える中で一番苦労したことはなんですか」
監修者「作業工程だとか色々なことが学校給食ではできない。工程を制限された中でどうつくるかというのが一番大変だったかな」
福岡市の給食といえば今年4月に提供された「唐揚げ1個の給食」がSNSなどで取り上げられ、全国的な話題となりました。
市の教育委員会は、それ以前から給食改善のため「もっとおいしい給食プロジェクト」を企画していましたが、この「特別メニュー」は市の農林水産局が進めているもので、また別立てとなります。
中学校メニュー考案者「料理人が持っているアイデアを給食に活かせたりして美味しくなるんだったら、美味しい給食にしたいなと思います」
特別メニューには今年度、このほか「博多和牛」と「あまおう」なども使われ「ブリ」を使った給食は、来年1月、小学校でも提供されます。





