中学生殺傷事件から1年 小倉南区で協働パトロール
福岡|
12/12 18:35
北九州市小倉南区の中学生殺傷事件から1年となるのを前に12日、行政や警察、市民らが一体となった協働パトロールの出発式が行われました。
パトロールは、事件を風化させず、再発を防ぐことを目的に行政と警察、市民らで企画されたものです。
12日午後3時、広徳市民センター(小倉南区)での出発式には、北九州市の武内市長や小倉南警察署長、地域住民ら約180人が参加し、亡くなった被害者に黙とうを捧げました。
小倉南警察署の持丸宗德署長は、「この地でああいう事件は絶対に起こさせない。みんなで地域の安全を守っていくんだという思いを1年の節目に共有したい」と、決意を新たにしていました。
その後、参加者たちはパトロールへと出発し、事件現場周辺の通学路などの見回りを行いました。
警察は13、14日も、事件が発生した時間帯の見回りを強化するということです。





