国勢調査の個人情報が紛失 最大254世帯分か
福岡|
12/12 21:19

福岡市中央区で、国勢調査で集めた個人情報が紛失していたことが分かりました。
最大254世帯分あるということです。福岡市によりますと、紛失したのは令和7年国勢調査業務の書類です。
書類は、中央区が借り上げた民間ビルの会議室に保管され、ファイルに調査区ごとに分けられていたということです。
先月2日、調査の関係者が作業をした時点まで書類があったことは確認されています。
しかし先月18日、区役所の職員がファイルを確認したところ3474冊中、12冊の中身が空になっていることに気づいたということです。
その後、関係職員らで捜索しましたが現在も発見には至っていません。
また関係者約80人に対して聞き取り調査を行いましたが、紛失の原因が特定できないことから、盗難の恐れもあるとして区は警察に相談しています。
紛失したのは、福岡市中央区の個人情報最大254世帯分で、区役所の職員が対象世帯に訪問・謝罪を行い、再調査への協力を依頼したということです。
区は、管理簿の作成を強化するとともに防犯カメラの設置を早急に検討するなど再発防止に務めるとしています。





