スポーツカー暴走で3人重傷 ”危険運転致傷”被告の男 起訴内容認める
福岡|
12/16 17:33
久留米市で7月、スポーツカーが暴走し小学生を含む3人が重傷を負った事故で、危険運転致傷の罪に問われた男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、住所不定・無職の野田隆徳被告(46)は7月5日夜、久留米市津福本町の国道でスポーツカーの「日産GTR」を運転中、時速約122キロで車線変更して普通乗用車に追突。相手方の車に乗っていた50代の夫婦と小学生の孫の男の子に加療3カ月から半年の重傷を負わせたとして危険運転致傷の罪に問われています。
福岡地裁久留米支部で16日開かれた初公判で、野田被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、野田被告の車は急制動を講じる間もなく追突し、男の子は車外に放り出されて路上に倒れたと指摘しました。
また防犯カメラの映像から、事故前には時速約147キロに達していたと算出できるとしました。
弁護側は来年2月の次回公判で、情状などの立証をする方針です。





