入居者への“傷害致死”元介護士に懲役9年判決
佐賀|
12/17 19:27
佐賀市の老人ホームで5月、入所する男性を足で踏みつけ、死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた元介護士の男の裁判員裁判で17日、佐賀地方裁判所は懲役9年の判決を言い渡しました。
判決などによりますと、元介護士の下津浦弘平被告(36)は5月、勤めていた佐賀市の老人ホームで、入所者の柳瀬忠雄さん・当時87歳の腰付近などを複数回踏みつけ、外傷性ショックにより死亡させたとされています。
17日の判決公判で、佐賀地裁の山田直之裁判長は、「守られるべき立場にあった被害者が、守るべき立場の介護士から暴行を受け、最終的に死に至った。本件は、同種事案の中で、重い部類に属するものといわざるを得ない」として、懲役9年を言い渡しました。





