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北九州市長を５期２０年務め、今月１４日に９１歳で亡くなった末吉興一さんの告別式が、２０日、しめやかに営まれました。

式には親族のほか、北九州市の武内市長や政財界の関係者らおよそ３００人が参列しました。

今月１４日、肺炎のため９１歳で亡くなった末吉さんは５期２０年にわたり北九州市政の舵取りを担いました。

「鉄冷え」と呼ばれた経済停滞からの脱却を目指し、「北九州市ルネッサンス構想」を掲げ、門司港レトロ地区の整備や北九州空港の開港、「環境未来都市」への転換などの政策に力を注ぎました。

参列した人たちは、北九州市の再生に捧げた長年の功績をたたえ、故人との最後のお別れを惜しんでいました。