殺人未遂容疑の86歳男性 「死亡のため」不起訴
福岡|
12/26 22:38

福岡市中央区で10月、通勤中の男性を包丁で切り付け殺害しようとしたとして、現行犯逮捕されていた86歳の男性について、福岡地検は「被疑者死亡のため」として19日付けで不起訴処分としました。
警察によりますと、86歳の男性は福岡市中央区梅光園の歩道で、65歳の男性を包丁で体を切り付け、殺害しようとしたとして、殺人未遂などの疑いで現行犯逮捕されていました。
男性は逮捕当時、「金をとりにくる受け子と思った」と話し、容疑を認めていました。
その後の先月17日、中央警察署の留置場内で体調が悪化した男性を巡回中の警察官が発見し救急搬送されました。
当日中に身柄は釈放され、入院したといいます。
その2日後、男性は内因性の疾患で死亡したということです。
福岡県警留置管理課は、「留置施設の中での巡回や処遇について問題はなかった」としています。





