解散風が威力増す 自・公から自・維への与党枠組変更 福岡への影響は
福岡|
01/13 17:30
日増しに強まりつつある衆議院の解散風。解散となれば約26年の蜜月が続いた自民・公明の連立が崩れて、そのかわり維新が自民党と組んで初めての選挙となります。小選挙区での自民・維新との選挙協力それに公明党が出馬しない小選挙区での公明党票の行方があります。さて、福岡県ではどうなるのでしょうか。
50代男性「解散して何になるのかなと思って今はそれが必要なのかっていうのがあるんじゃないか」
30代女性「不安はやっぱりありますけどね。今やっとちょっと政治が落ち着いてきたのかなって。変わってしまうと、その後がどうなるんだろうって」
60代男性「何やっても一緒だからいいんちゃいます。やれば。お好きに。無駄なことするなと感じはしますね。余計なことすればするほど選挙はお金掛かるしね」
まさに寝耳に水の解散報道。
政府は13日、冒頭解散となるかもしれない通常国会を来週23日に召集する方針を国会に伝えました。
解散総選挙となった場合、自民・公明の連立与党から自民・維新の連立与党となったことで、福岡でも注目を集める選挙区があります。
12日、福岡11区の築上町で開かれた成人の日の式典。出席したのは、前回初当選した維新・村上智信さんと、敗れた自民党のベテラン・元総務大臣の武田良太さんです。
前回、裏金問題などで武田さんに吹いた逆風は激しく、維新・村上さんが激戦を制しました。
席は近いのに2人が言葉を交わす様子はみられません。
自民・武田氏「今、物価高で日本国民の生活が大変苦しい中、国はしっかりと国民生活に対する責任を示していかなければなりません」
こう、力強く語る武田さんですが…
記者「解散について一言お願いします」「・・・」
解散については何も語らず、会場を去りました。
一方、現職の維新・村上智信さん。
維新・村上氏「準備は既に終わっています。もう昨年のうちに準備が整っているのでいつやってもいい」
自民と維新の連立で自民・武田さんとの出馬調整があってもおかしくありませんが、それは無理とみているようです。
維新・村上氏「選挙区調整についてはですね、具体的な話は聞いておりません、今のところは。もしこのタイミングで選挙があれば、選挙区調整は間に合わないというふうに思います。どちらの候補者がこの地域の代表としてふさわしいのか?そういうことを訴えていきたいと思います」
福岡11区は保守分裂が必至の情勢です。
自民・鬼木氏「支援いただけないとなるとなかなか大変」
公明からの支援について口にするのは福岡2区を地盤とする自民・鬼木誠さんです。
前回2024年の衆院選で立憲・稲富さんに初めて敗れ、比例復活しました。
リベンジするには、これまで受けていた公明票がのどから手が出るほど欲しいところですが、自・公の連立解消で、支援は微妙な状況です。
自民・鬼木氏「公明党さんとは長く一緒にやってきた経緯があるので、現場レベルでは頑張ろうという話はしているが、最終的にどういう風に落ち着くか分からないですが、お力借りれればと思う」
一方、立憲福岡2区の現職・稲富さんは、公明との協力について前向きです。
立憲・稲富氏「同じ思いをもっていれば、ぜひ協力できればという思いはある」
この福岡2区に割って入るのが元・佐賀市長の木下敏之さん。
参政・木下氏「私としては早くしたい」
去年の参院選で躍進した参政から出馬を表明していて、混戦模様が伺えます。
参政・木下氏「年末に解散があるから準備を急ぐようにという指示はずっと来てたんですよ。ある程度準備できてますし、何より嬉しいのは、解散かという報道が出たんでですね、ボランティアの皆さんが日本を変えるチャンスが来たって言ってものすごく盛り上がっているんですよ。力を結集して頑張っていきたい」
一方、選挙の鍵を握ることになりそうなのが、連立を解消した公明です。
自民との協力体制について、福岡県本部代表の秋野参院議員は…
公明・秋野氏「私たちは今回連立を離脱いたしまして、中道勢力を結集する軸を示すということを謳っています。一緒に頑張ってきた自民の皆さんと連携したいという気持ちは変わっていない。しかしながら行政にかかわる与党の枠組みで勝手に進める、これは三権分立の立場からも民主主義を破壊する暴挙ではないかと考えておりまして、残念ながら民主主義の根幹のところになりますので、ここをあいまいにした自民との協力はありえません」
秋野さんは、現時点で福岡県内の小選挙区で独自候補の擁立は考えていないとしたうえで、立憲との協力については次のように話します。
公明・秋野氏「信頼関係を紡いだうえで政策を一致させることができるのか、同じ方向を向いて政策実現に向けて協力しあえることができるのか、これから見極めていきたいと思います





