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毎週約3億人が相談!?ChatGPTが「心の友」から「健康のパートナー」へ 驚きの医療特化サービスをアサデス。 ラジオで解説

福岡

01/28 15:02

KBCラジオ『アサデス。ラジオ火曜日』では、(株)Fusic 副社長 浜崎 陽一郎さんと近藤鉄太郎アナウンサーが「心の友」と呼ぶChat GPTが新たに発表した、医療・健康特化のサービス「ChatGPT ヘルスケア」について、その驚くべき機能と、今後の可能性について解説しました。

【毎週約3億人が利用する「健康相談」のニーズ】

近藤アナと浜崎さんが取り上げたのは、今年の正月明けに発表されたという「ChatGPT ヘルスケア」という新サービス。
これは、健康相談や医療情報のサポートに特化したAIサービスとのことです。


浜崎さんは、このサービスが生まれた背景として

「実は、毎週約2~3億人もの人々が、ChatGPTを使って健康やウェルネスに関する相談をしているというデータがあるんです」と驚くべきデータを紹介しました。


「いや、そのイメージはなかったです」と近藤アナもびっくり。


近藤アナは普段、ChatGPTを単なる事柄の定義や意味を調べるのに使うことが多く、自身の体調について尋ねたことはないと言います。


しかし、浜崎さんによると、多くの人々が既にAIを健康に関する情報源として頼りにしている実態が、この新サービスの開発を後押ししたのだといいます。

【医師300人以上が関与!AIの精度と信頼性を担保】

これまでのチャットGPTは一般的な情報を元に回答するため、「正確な情報が出てこないのでは」「自分の固有の症状にフィットしないのではないか」という懸念が常にありました。


近藤アナも「身長とか体重とか知らないじゃないですか」と、個別化の難しさを指摘します。


そこで「ChatGPT ヘルスケア」では、信頼性と安全性を高めるための徹底的な設計がされています。


浜崎さんによると、ミスリードや危険な情報の配信を避けるため、約2年以上の歳月をかけ、世界60カ国、数十の専門分野を持つ医師300人以上が設計に関与しました。


この専門家たちが、約60万回にわたる出力のフィードバックと検証を行うことで、回答の正確性を高めているそうです。


近藤「これだけ世界中の専門家が携わっているとなると、信憑性は高まりそうですね」

【決定的な進化:Apple Health Careなど個人データとの連携】

この新サービスの最大の特徴は、ユーザーの個別データを連携できる点です。


浜崎さんは「これまで一般的な集合知に基づいていても、自分のデータと紐づかなければ、本当に自分にフィットしたものか分かりません」と述べ、以下のデータ連携機能を紹介しました。


1. ウェアラブル端末との連携:
Apple Health CareやGoogle Fitといった健康管理アプリと連携することで、歩数、消費カロリー、心拍数、血中酸素濃度、睡眠データなど約26項目の日々の健康データが自動的にアップロードされます。


2. 医療データのアップロード:
健康診断や人間ドックの結果のPDF、さらには服用している薬のデータ(お薬手帳的なデータ)をアップロードし、学習させることができます。


これらの個別のデータと、医師300人による集合知をガッチャンコ(結合)し、ユーザー一人ひとりに合ったサジェスチョンを提供してくれる点が、従来のAIとは一線を画しているとのことです。


【プライバシーは?セキュアな「別の箱」で管理】
個人の健康データという機密性の高い情報をアップロードすることに対し、近藤アナも「情報が漏れたりしないかということが心配です」と話します。


浜崎さんは、この点に関しても「非常にセキュアな設計になっている」と強調しました。


「このヘルスケアで使われるデータは、一般的なチャットGPTが学習する空間とは、まさしく『別の箱』として用意されています。
健康情報を質問した履歴や傾向も、一般的なAIの学習には一切使われません」

これにより、ユーザーは自分の健康データを気軽に、かつ安全に質問できるようになっているそうです。

【実際の活用法とAIの役割】

このサービスは具体的にどのような使い方ができるのでしょうか。
浜崎さんは主な活用例を3点挙げました。


1. 健康診断結果の要約・分析
複雑な健康診断の結果をアップロードし、「前回からどう変化したか」「特に気を付けるべき要点は何か」を分かりやすくまとめてもらう。


2. 受診の質の向上
病院に行く前に、自分の症状に基づき「医師に確認すべき質問リスト」を作成してもらい、受診の質を高める。


3. 生活習慣の改善提案
日々の睡眠や活動データから乱れを検知し、どのような行動が健康に影響を与えているかをサジェスチョンしてもらう。


浜崎さんは最後に、「いずれにしろ、診断をするのはあくまでもお医者さんです。
AIは、自分の複雑なデータをまとめて状況を確認するためのサポートツールとして機能します」と、医師との役割分担が明確であることを強調しました。


自分の健康に意識が高い方にとっては、日々の健康管理をサポートし、この一年を近藤アナのように「風邪を引かずに済む」ように助けてくれる、非常に有用なツールとなるかもしれません。

1月28日(水)のニュース