隈研吾氏設計の「新福岡県立美術館」起工式 木下グループが1億円寄付
福岡|
05/30 13:38

世界的な建築家、隈研吾さんが設計を手掛ける新しい福岡県立美術館の起工式が30日、福岡市の大濠公園で行われました。
現在、福岡市天神にある県立美術館は開館から60年以上が経過し、施設の老朽化などの理由から、交通の便が良い福岡市中央区の大濠公園に新築されることになっています。
2029年度に開館が予定されている新美術館は、公園の景観と調和し、年齢や障がいの有無に関わらず誰もが安心して利用できる「ユニバーサルミュージアム」を目指して整備が進められます。

起工式には、福岡県の服部知事や、設計を担当する建築家の隈研吾さんらが出席しました。
隈さんは「世界の美術館はいかに地域と繋がり、地域の皆さんとつながるかがテーマになっている。この美術館が、新しいリビングルームのような場所として楽しんでいただけるのではないかと考えている」と話しました。

感謝状を受け取った木下グループの木下直哉社長兼グループCEOは、「文化は色々な人の支えがないと成り立たない。私も福岡出身、何らかのお手伝いをと考えた。これから先、何十年、何百年と美術館が続き、感動を持ち、育ってくれる方々がいると思う」と語りました。
寄付金は今後、多言語や点字によるガイドの充実、子育て世代へのサービス向上などに活用される予定です。

式典の最後に行われた鍬入れ式には、近隣学校の児童や生徒も参加し、工事の安全を祈願しました。





