「第三者による調査を」佐賀県警DNA型鑑定不正 弁護士会が緊急会見
佐賀|
06/05 17:53
佐賀県警で発覚したDNA型鑑定の不正問題で、警察庁による特別監察の結果を受けて佐賀県弁護士会が5日、緊急会見を開き、改めて第三者機関による調査を求めました。
会見で佐賀県弁護士会の出口聡一郎弁護士は「A事件とB事件の抽出液を実際にすり替えているので、犯人であることを簡単にでっちあげられる。最も恐ろしいものだ」
半田望弁護士は「正直言うと、やりたい放題です」などと述べました。
警察庁は4日、佐賀県警への特別監察の結果、科学捜査研究所の元職員による「不適切な取り扱い」が県警の調査結果よりも110件増え、239件確認されたと明らかにしました。
県警の福田英之本部長は調査の不備を指摘され「大変重く受け止める」とした一方で―。
「第三者による調査を行うといった要請については特別監察の受監により十分にお答えすることができたのでは」と会見で述べました。
佐賀県弁護士会は5日の会見でこうした対応を批判しました。
永尾竹則会長は「100件ぐらい増えたということで、やはり内部調査の限界が出てきた。第三者機関からの調査になると、また違った件数で様々な方面で問題点が明らかになってくる可能性は非常に強い」
出口聡一郎弁護士は「自分たちが不十分とされていながら、更なる調査は不要と述べている。まったく意味が分からない」と述べました。
弁護士会は今後、専門家を招いたシンポジウムを開き、科学捜査のあり方を問う世論喚起も図るということです。







