体操服はUVカット、学校でサングラス 子どもの紫外線対策最前線
福岡|
06/18 06:30

近年の猛暑と強まる紫外線について、大人だけでなく子どもの健康を守るための対策が進んでいます。UVカットの体操服を採用する幼稚園、サングラスを着用する少年野球のチーム…。子どもたちの紫外線対策の最前線を追いました。
**■日焼け止め常備、UVカット体操服の幼稚園
福岡市にある「ふたば幼稚園」。
外遊びの前、先生が子どもたちに語りかけます。
「紫外線浴びすぎるとね、体が大変なことになっちゃうので」。
子どもたちは日焼け止めを塗り、日よけ付きの帽子をかぶります。
腕には、紫外線が当たると色が変わるビーズのブレスレット。
「紫外線にあたっているのがわかりやすい」と園児は話します。
この幼稚園では約30年前から紫外線対策に取り組んできました。
体操服もUVカットの素材を採用。
小崎孝子園長は「外で遊ばせるからこその対策」と語ります。
**■「フライが見やすい」少年野球でサングラス着用
強い日差しと地面からの照り返しにさらされる少年野球でも、変化が起きています。
福岡市内の少年野球チーム「香椎スカイスターズ」では、多くの子どもがサングラスを着用してプレーしています。
「サングラスを着けていなかったら紫外線で目がジンジンする」「フライをとる時にボールが見やすい」と子どもたち。
櫻井良久監督は「昔は『カッコつけるサングラス』というイメージでNGでしたが、いまは日差しと照り返し、(昔とは)明らかに違う」と、自由な着用を認めています。
ケガのリスクから禁止しているチームも多いなか、場所やタイミングなどルールを設けて安全と健康の両立を図っています。
**■「高校生のくせにと言われるのではなく…」
メガネメーカーのZoffは、全国の学校と連携し「学校指定サングラス」の販売を開始。
福岡県内では、北九州市の慶成高校が来年度からの正式導入を検討しています。
生物の教員だった木本和浩校長は「『高校生のくせにサングラスかけて』と言われるのではなく、『紫外線から目を守るためにサングラスをかけているんだな』ということが少しずつ浸透して、社会の意識改革につながれば」と話します。
生徒たちもサンプルのレンズの色や見え方を確認し、学校生活に合ったサングラスを選んでいました。
**■子どものサングラス、選び方と注意点
子どもの紫外線対策について、「たける眼科」(福岡市)の吉村武院長によると、子どもの目は水晶体がクリアなため、大人よりも紫外線が入りやすく、将来の白内障や翼状片のリスクを高める可能性があるといいます。
一方で、サングラスの常時着用は、近視の進行を抑制するとされる「バイオレットライト」をカットしてしまう可能性も近年明らかになってきました。
そのため「普段は帽子、紫外線が特に強い・まぶしいときにサングラス、など、使い分けがおすすめ」。
サングラスを選ぶ際は、レンズの色の濃さよりも「『UV400』の表示があるものを」とアドバイスしています。
■日焼け止め常備、UVカット体操服の幼稚園

福岡市にある「ふたば幼稚園」。外遊びの前、先生が子どもたちに語りかけます。「紫外線浴びすぎるとね、体が大変なことになっちゃうので」。子どもたちは日焼け止めを塗り、日よけ付きの帽子をかぶります。腕には、紫外線が当たると色が変わるビーズのブレスレット。「紫外線にあたっているのがわかりやすい」と園児は話します。
この幼稚園では約30年前から紫外線対策に取り組んできました。体操服もUVカットの素材を採用。小崎孝子園長は「外で遊ばせるからこその対策」と語ります。
■「フライが見やすい」少年野球でサングラス着用
強い日差しと地面からの照り返しにさらされる少年野球でも、変化が起きています。福岡市内の少年野球チーム「香椎スカイスターズ」では、多くの子どもがサングラスを着用してプレーしています。
「サングラスを着けていなかったら紫外線で目がジンジンする」「フライをとる時にボールが見やすい」と子どもたち。櫻井良久監督は「昔は『カッコつけるサングラス』というイメージでNGでしたが、いまは日差しと照り返し、(昔とは)明らかに違う」と、自由な着用を認めています。
ケガのリスクから禁止しているチームも多いなか、場所やタイミングなどルールを設けて安全と健康の両立を図っています。
■「高校生のくせにと言われるのではなく…」

メガネメーカーのZoffは、全国の学校と連携し「学校指定サングラス」の販売を開始。福岡県内では、北九州市の慶成高校が来年度からの正式導入を検討しています。
生物の教員だった木本和浩校長は「『高校生のくせにサングラスかけて』と言われるのではなく、『紫外線から目を守るためにサングラスをかけているんだな』ということが少しずつ浸透して、社会の意識改革につながれば」と話します。
生徒たちもサンプルのレンズの色や見え方を確認し、学校生活に合ったサングラスを選んでいました。
■子どものサングラス、選び方と注意点

子どもの紫外線対策について、「たける眼科」(福岡市)の吉村武院長によると、子どもの目は水晶体がクリアなため、大人よりも紫外線が入りやすく、将来の白内障や翼状片のリスクを高める可能性があるといいます。
一方で、サングラスの常時着用は、近視の進行を抑制するとされる「バイオレットライト」をカットしてしまう可能性も近年明らかになってきました。そのため「普段は帽子、紫外線が特に強い・まぶしいときにサングラス、など、使い分けがおすすめ」。サングラスを選ぶ際は、レンズの色の濃さよりも「『UV400』の表示があるものを」とアドバイスしています。







