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パスポート7000円値下げも出国税は3倍に!福岡空港では6年半ぶりマカオ便復活で大行列

福岡

07/02 18:00

夏休みを目前に控え、海外旅行を巡る環境が大きく変わろうとしています。

福岡空港では6年5ヶ月ぶりにマカオへの直行便が復活し、多くの旅行客で賑わう一方、7月1日からパスポートの発行手数料が大幅に値下げされました。

一方で「出国税」が3倍に引き上げられるなど、旅行者にとって一長一短の変更となっています。

一体、私たちの海外旅行はどう変わるのか?現場の熱気と専門家の解説を交え、その全貌に迫ります。

■「カジノで大もうけ!」6年5ヶ月ぶり福岡-マカオ直行便復活に沸く旅行客

福岡空港国際線ターミナルでは、6年5ヶ月ぶりに復活した福岡-マカオ直行便の出発カウンターに長蛇の列ができました。

この路線は2020年2月にコロナの影響で運休して以来の再開です。

2027年3月31日までの“期間限定”で週3便が運航されます。

待ちわびた旅行客からは喜びの声が上がっています。

旅行客の男性は「福岡空港から直行でマカオは便利ですね。みんながいっぱいカジノで“大儲け”されたらいいと思う」と笑顔で語りました。

また、別の女性は「機内でマカオビールを飲むのも楽しみです。世界遺産やヨーロピアンなホテルを巡って、カジノにも生まれて初めて足を踏み入れてみようかな」と、旅行への期待に胸を膨らませていました。

歴史遺産や豪華なホテルのショーを楽しみに「すぐ予約した」という夫婦もいて、空港はマカオ直行便の再開を祝う活気に満ち溢れていました。

■「やめようかと思った…」パスポートセンターに大行列!7000円値下げのインパクト

一方、福岡県パスポートセンターにも朝から多くの人が詰めかけました。

その理由は、7月1日申請分から適用されるパスポート発行手数料の「大幅な値下げ」です。

例えば、18歳以上向けの10年用パスポートは、1万6300円から9300円になり、7000円安くなります。

列に並ぶ人からは「7月の安くなるタイミングで申し込みしようと思って」「10月に社員旅行があるのでそのためにパスポートを取りに来た」といった声が聞かれました。

しかし、あまりの行列に、「(この行列を見て)やめようかなと思った」と苦笑いする人も-。

外務省も、通常は2週間程度で発行できるところ、当面は約1ヶ月要する可能性があるとして注意を呼びかけています。

■パスポート値下げの裏で…海外旅行の新たな負担「出国税」が3倍に!

しかし、手放しでは喜べないニュースもあります。

パスポートが安くなる一方で、日本から海外へ出発する際に課される「国際観光旅客税」、通称「出国税」が引き上げられました。

その額はこれまでの1000円から、3倍の3000円です。

この「出国税」は航空券代などに上乗せして徴収されます。

引き上げの背景には、外国人観光客の急増による「オーバーツーリズム(観光公害)」対策があります。

政府は、増収分となる約1300億円(見込み)を、観光地の混雑緩和やマナー啓発などの財源に充てる方針です。

そして、この増税による日本人旅行者への負担を和らげるために、パスポート手数料の値下げがセットで行われたというわけです。

■円安・物価高の三重苦…専門家が懸念する「旅行離れ」の実態

パスポート代が安くなっても、出国税は値上がり。

旅行業界からは、円安、物価高、燃料高に今回の出国税引き上げが加わることで、日本人の「旅行離れ」がさらに加速するのではないかという懸念の声が上がっています。

パスポートセンターの所長は「できるだけの余裕を持って早めに申請いただきたい。申請はオンラインでも可能なのでいろんな方法を検討いただきたい」と呼びかけています。

海外旅行を計画する際は、これらの費用変動に加え、パスポート申請の混雑状況も考慮する必要がありそうです。

7月2日(木)のニュース