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13年前の大牟田市死亡事故めぐる“無罪”から一転 男性被告に有罪判決

福岡

07/22 16:49

13年前、大牟田市で起きた死亡事故をめぐるやり直し裁判で無罪判決を受けた男性に対し、福岡地裁は22日、一転して禁錮1年8ヵ月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

起訴状などによりますと、田頭一志被告(36)は2013年10月、大牟田市で車を運転中に追い越そうとした原付バイクに接触し、バイクを対向車と衝突させ、乗っていた男性(当時48歳)を死亡させた罪に問われています。

この事故をめぐっては、福岡地検大牟田支部が当初、田頭被告を不起訴処分としていましたが、検察審査会が「不起訴不当」と議決し、田頭被告は2019年に自動車運転過失致死罪(※現在の過失運転致死罪)で在宅起訴されていました。

福岡地裁は2022年、「車の擦り傷の発生時期を限定できない」などとして無罪を言い渡しましたが、検察側が判決を不服として控訴。

同年11月の控訴審判決で、福岡高裁は一審の無罪判決を「論理や経験則に照らして不合理だ」として破棄し、福岡地裁に審理を差し戻していました。

そして事故から13年。

22日に福岡地裁で開かれた、やり直し裁判の判決公判で大橋弘治裁判長は、「車の擦り傷は事故の際についたものとして整合し、別の機会に生じた可能性は抽象的なものにとどまる」として、田頭被告の車が事故を起こした車両であると認め、無理な追い越しによる過失を認定しました。

一方で、交通違反歴を含めて前科前歴が無いことなどを考慮し、田頭被告に対し、禁錮1年8ヵ月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

7月22日(水)のニュース