「やはり海外旅行?」 3年間で23回2億6500万円! 福岡県議会が海外視察経費を公表
福岡|
08/06 17:46
福岡県が発表していた、服部県知事らによる海外視察。
高すぎる、多すぎると批判を集めていましたが、6日、福岡県議会が独自に行っていた海外視察の費用が初めて公表されました。
歴代議長は1泊16万9千円のホテルに泊まっていた例も。
蔵内勇夫議長「海外旅行は続けます」「すいません。海外旅行じゃなくて海外活動です」
あの会見から約2カ月。
福岡県議会が初めて、議会の経費で行っていた海外視察の費用を公表しました。
公表されたのは、現職県議の任期が始まった2023年4月以降。
回数は3年で実に23件、総額は約2億6500万円に上ります。
23件のうち13件の経費が1千万円を上回っていて、最高額はおととし2月、5泊8日でスイスやフランスを訪ねた「欧州調査視察団」の総額約3000万円。
「ワンヘルス」に取り組む国際機関との意見交換や住民の健康と、地域振興の両立を図る取り組みなどの調査が目的で、議員6人の旅費だけで1369万円に上りました。
このうち、当時議長だった香原勝司県議は、フランスで1泊15万3000円や16万9000円のホテルに宿泊。
公表された23件のうち、これを含む16件で議長や副議長の宿泊費が国の定めた基準額を上回っていました。
蔵内議長「私たちの方からどのホテルがいいとか、どの部屋に入りたいとかは一切言ったことはない。非常にグレードの高いものではない」
蔵内勇夫議長が就任した去年4月以降では、議長の宿泊費が支出された海外視察は3件あり、このうち中国・北京の1件が基準額を上回りました。
服部誠太郎知事「まあ任せられないというか、もう待てないということですね」
先月30日、県執行部の海外視察について第三者委員会による調査を表明した服部知事は、実態調査が進んでいないとして、県議会の海外視察についても県が設置する第三者委員会で調査すると明言しています。
一方6日、団の総会を開いた、県議会第2会派の「民主県政県議団」。
原中誠志会長「議長の方からいくつか重要な案件で提案をされています」
大きな議題の一つとなったのが、自民党県議団の中尾県議の辞職で現在、空席となっている「副議長」について。
蔵内議長「早急に副議長を選任しなければいけない。それで8月17日に臨時議会を開催し副議長選挙を行うことになりました」
蔵内議長は5日、17日の臨時会で副議長を決めると明らかにしました。
民主県政県議団の総会では。
民主県政県議団・原中会長「前提となるのは、今回はいわゆるまったくもっての公の選挙、いわばわかりやすく言うとガチンコの選挙になって立候補したいという方が手を挙げて、議場の中でしっかり意思表明、決意表明した上で投票に臨むと。そうしたことでの意見でありました。これについては会派内ではある程度と言いますか、意思決定がされたと思います」
Q議長からは民主会派で選んでほしいとかそういう話は「それこそ、そういうのはありません。それこそそういうのをやると、今まで通りのような密室で選ばれたということになる」
「ポストを金で買った」などとする疑惑を払拭するため“他会派への根まわし”など一切なしの選挙戦を求める声でまとまったとしました。
しかし、若手からは疑問の声も。
若手議員「根まわしのゴルフ代など、これまでポストをどう決めていたのか明らかになっていない、今の金銭授受疑惑の中で副議長の話をするのは納得がいかない」
これまで正副議長ポストを担ってきたことが多い自民党の4回生議員たちはー
野原たかし県議「いまは混乱を早く収めなきゃいけないし、県民のみなさんにきちっと説明しないといけないので人選については、当然われわれ4期でもあるので、そこも踏まえたうえで熟慮したいと思う」
神崎さとし県議「火中の栗を拾うみたいなところもあると思うが、それでも議員やから立て直していかないかん。オープンでクリーンな方が選ばれるとそれが第一歩と思います」
「日本で一番悪い男と言われている」と自嘲する蔵内議長の下で、誰を副議長に選ぶのか。
問題山積みの福岡県議会にとって最初の出直し選挙になりそうです。







