福岡県議会”カツアゲ”告発した県議 蔵内氏の議長職辞職勧告決議案を提出
福岡|
08/14 19:45

「金銭授受疑惑」などなどなど、問題が噴出し続ける福岡県議会。金銭授受疑惑を自民党県議団幹部らによる「カツアゲ」と告発した吉松源昭県議が、蔵内勇夫議長の議長職の辞職勧告決議案を提出しました。
福岡県議会・吉松議員「みんな蔵内議長は怖い。だから誰も何も言わない。蔵内議長だから追及できない。蔵内議長だから異論を唱えない。蔵内議長だから責任を問わない。そんな県議会であってはなりません」
記者団を前に、こう語気を強めた吉松県議。
14日、福岡県議会を訪れ蔵内勇夫議長の議長職の「辞職勧告決議案」を議会事務局に提出しました。
吉松県議が挙げた理由は4つあります。
その第一が、自ら告発した議長・副議長ポストを巡る金銭授受疑惑です。自身の名前も取り沙汰されている当の蔵内議長が、県議会を代表し続けることが適切なのか大きな疑問としました。
2つ目は高額な海外視察問題。税金を使っているのに必要性や金額、何を県政に還元したのか十分な説明責任が果たされていないとします。
そして3つ目があの発言です。
蔵内議長「ネパールは天国だった(笑)」
吉松県議「熊本で多くの被災者が厳しい生活を送っている中、この発言は被災者の心情への配慮を著しく欠いたものであり、福岡県議会議長として、また全国区長会の会長として極めて不適切な発言だったと考えております」
さらに4つ目として、蔵内議長が自ら伝道師とするワンヘルス事業。約3億円のモニュメントや200億円のワンヘルスセンターなど、これから検証が必要なのに中心人物が議長にとどまるのは不適切としました。
吉松県議「誰一人として議員が声を上げてないということについては本当に今、県民から大きな不信の声が起こっています。大問題だと思っています。なぜ蔵内議長への追及が行われてこなかったのか。その構造まで明らかにしなければなりません」
一方の蔵内議長は先日…Q全国議長会会長の辞任は「今のところございません。いまのところそういう考え」Q議員の身分のこと、議員辞職を否定するということ「僕、何で辞職しないといけないんだろうか」
提出された議長職辞職勧告決議案は17日の臨時議会で諮られる予定です。
案が可決されても法的拘束力はありませんが、吉松県議は、各会派へ働きかけるとともに、県議1人1人の問題として起立式になる採決にあたっては県民の前で自らの意思を明確にしてほしいとしました。
そして蔵内議長の臨時議会に向けたコメントが14日午後5時20分に発表されました。
それによりますと「臨時会では私の片腕とも言える副議長が選任される」とし、「新たな体制のもと、県議会が一丸となって厳しい局面を乗り越えていかなければならない」「議長として、強い決意と責任をもってリーダーシップを発揮し、私が先頭に立って議会改革を前に進めてまいります」としています。
お盆の最中で、議員たちの多くが不在だったため吉松県議は、各会派のポストに投函したり、各議員にメールやファックスなどをして17日の臨時議会まで決議案への賛同を呼びかける方針です。
採決は起立式になり1人1人の賛否が明確になります。蔵内議長はやる気満々のようですが、県議のみなさんは、県民の代表として“忖度なし”の判断が求められます。







