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「3つのマイルール」で“車上荒らし”逮捕の男が狙った車の特徴とは

福岡

09/07 18:36

実に犯行時間は最短で30秒。長くても2分で行われていたということです。

窃盗や器物損壊などの疑いで逮捕されたのは北九州市小倉北区の無職・小林一彰(ちはや・いちる)容疑者(58)です。

福岡県警と大分県警の共同捜査班は7日、小林容疑者が関与した29件の事件(被害総額338万8391円相当)を確認し、このうち11件を小倉区検に送致したと発表しました。

逮捕のきっかけは、警察による「行動確認」です。

2024年10月ごろから相次いでいた車上荒らしの様子を捉えた防犯カメラの映像に、小林容疑者の車が映っていたことから、警察はその行動を注視していました。

警察によりますと、決め手となった事件は4月1日。

大分県別府市の小児科の駐車場に停めてあった、当時85歳の女性の軽自動車の窓ガラスを割って、車内から現金などを盗もうとした事件です。

この現場を警察は確認し、逮捕。その後、小林容疑者の供述にもとづいて29件の事件が明らかになったということです。

■小林容疑者“3つのマイルール”

警察によりますと、小林容疑者の犯行手口に“共通点”がありました。

1:狙うのはほとんど夜の小中学校最初の逮捕案件は小児科だったものの、これ以外は全て夜の小中学校に停めている車でした。

小林容疑者は、一晩の目標を50万円と定め、体育館に明かりがついている小中学校を探していたといいます。

警察は、夜の体育館はスポーツサークルの利用者がいて、車に貴重品を置いているケースが多かったからではないかと見立てています。

2:犯行の時はカツラを被る犯行時は防犯カメラ対策として毎回長髪のカツラを着用していたといいます。

3:助手席のガラスを割る車に鍵がかかっているか、いないかは関係なく、必ず、助手席の窓ガラスを工具で割り、そこからカバンや財布を盗んでいたといいます。

「指紋が残らないようにするためだった」と話しているということです。

現金や金券などを抜き取ったら、カバンや財布は近くに捨てていて、犯行時間は最短で30秒、長くても2分以内だったことが確認されています。

小林容疑者は警察の調べに対して容疑を認めているということです。

■小林を「ちはや」と読む苗字

小林容疑者の苗字は「ちはや」と読みますが、これは戸籍上のふりがなを「こばやし」から変更したためでした。

実は、過去に同様の車上荒らしで窃盗罪が成立。懲役刑を受けていたことから、「警察対策で変えた」と説明しているとうことです。

警察は、短時間であっても車の中に貴重品などを置いたままにしないよう、防犯対策を呼び掛けています。

9月7日(月)のニュース