蔵内氏辞職に伴う補選 新人・牛島氏が初当選 投票率は過去最低30% 福岡県議会
福岡|
10/05 19:10

蔵内勇夫氏の議員辞職に伴い行われた福岡県議会議員補欠選挙(筑後市選挙区)が、10月4日、投開票され、無所属新人で自動車学校取締役の牛島慶二郎氏(49)が初当選を果たしました。
■39年間独占の議席を明け渡し…自民は見送り新人3人の争いに

「福岡県議会議員も辞職いたします」。
蔵内勇夫氏が39年間独占してきた議席を明け渡し、行われた今回の補欠選挙。
自民党が候補者擁立を見送る中、無所属2人と共産党1人の新人3人による争いでした。
9日間にわたる選挙戦を経て、4日午後9時過ぎ、当選確実の一報がもたらされました。
■圧勝の牛島氏、因縁の相手に父の雪辱

牛島氏は公明党県本部の推薦も受け、有効投票総数のおよそ7割にあたる7945票を獲得し、他の2人に圧勝しました。
「変なところに気を使うこともなく、変なところに しがらみを作ることもなく、筑後市の中心を見ながら政治を進めていきたい」と抱負を語った牛島氏。
実は、牛島氏の父親は39年前、蔵内氏に敗れて議席を明け渡したという“因縁”もありました。
■「厳しく追及したい」新議員が県議会問題に切り込む姿勢

福岡県議会では、金銭授受疑惑や海外視察費問題などが噴出しています。
当選した牛島氏は、これらの問題について「筑後市の皆様の怒りや、これからどうなるのかという心配があります」と述べ、市民を代表して県議会で質問していく考えを示しました。
蔵内氏については「説明責任を果たしていただきたい思いはある」とし、「厳しく追及できる立場であれば、しっかり追及させていただきたい」と厳しい姿勢で臨む構えです。
■投票率は過去最低の30%…有権者からは不信感も

蔵内氏の後任が誰になるか注目されましたが、ふたを開けてみると投票率は30.00%。
1967年以降で過去最低だった3年前の前回を15ポイントも下回りました。
有権者からは「信用ならない。誰がなっても変わらない」「どの人を信じたらいいのかわからない」といった政治不信の声が聞かれました。
一方で、「全国的に冷ややかな目で見られているところは改善して、筑後の良さを存分に前向きに出していただきたい」と期待を寄せる声もありました。







