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B型肝炎訴訟 患者側が逆転敗訴

福岡

04/15 19:13

集団予防接種が原因のB型肝炎をめぐり、患者が国に損害賠償を求めた裁判で、福岡高裁は患者側の逆転敗訴を言い渡しました。

この裁判では、福岡県内に住む60代の男性2人が、集団予防接種などが原因で20年以上前にB型慢性肝炎を発症し、その後、再発したとして国に損害賠償を求めています。

損害賠償の請求権は20年で消滅するため、請求権が発生するのは肝炎を最初に発症した時なのか、再発した時なのかが争点でした。

1審の福岡地裁はおととし再発した時点で新たに請求権が成立したとして、全国で初めて国に給付金などの支払いを命じていました。

しかし、福岡高裁はきょう「当初の肝炎と再発後の肝炎が質的に異なり、新たな損害が発生したということはできない」として国の主張を認め、患者側の請求を棄却しました。

この争点に関する高裁判決は全国初となります。

原告の平野裕之さん(60)は「きょうで裁判は終わるものと信じて疑わなかった。裁判所に対して失望したというのが本音」と話しました。

患者側の弁護団は高裁判決を不服として最高裁へ上告する方針で、一方、国は「今後もB型肝炎ウイルスの感染被害の対策を推進する」としています。

4月15日(月)のニュース